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ニュージーランドへ移住する事における
デメリットとメリット・・・
まず最初に誤解の無いように申し上げて
おかないといけないと思うんですが
このデメリットとメリットって絶対的な
モノではないんですよね~
Aさんにとってはデメリットなんだけど
Bさんにとってはメリットでしかない!
みたいな感じで両極端ですが、正反対に
受け止めれる内容のモノだってあります
※内容にも依ると思いますが
なので、僕がココに書くことで「それは
デメリットなんだ~!」
とか「メリットなんだ!」とは安易には
受け止めないで下さいね 笑
僕としてはココに書くことで「あなたに
とってはどうですか?」っていう疑問を
投げかける意味で書きますので♪
という事で冒頭、一応のお断りを入れて
おいたうえで!
早速ニュージーランドに移住するコトの
デメリットとメリットについて思うまま
書いてみたいと思うのですが
ここで、一つ!大事な視点としましては
ニュージーランドに移住する事における
デメリットやメリット・・・
という事を日本人が考えるという事は?
日本から海外に移住するコトって
どうなの?
外国の中でもニュージーランドを
選ぶコトってどうなの?
と言う様な2つの視点で見るべきさだと
思うんですよね~ ( ̄▽ ̄)。o0○
特に、あなたが今現在、海外移住を検討
されているとしましても?
・本当に海外に移住しようか?
けど行くに当たっては色々と
まだ問題があるしな~
という所で思い悩んでいる状況なのか?
・海外移住する目途は立てた!
後は何処の国に行くかだけど
という段階で悩んでいるのとではやはり
気になるポイントも微妙に違って来ると
思うんですよね
今回は両方を敢えて分けて解説する事は
しませんが
良かったら、あなたの今の状況に照らし
合わせて読んで頂けたらと思います!
●ニュージーランドに移住することの
デメリットを考えてみる
メリットよりもデメリットの方が関心が
高いと思うので 笑
先にニュージーランドに移住することの
デメリットを考えましょうか
これは15年間住んでみて(共感は得られ
なくても)個人的に思う事だったり
自分はともかく、周りの在住者(日本人)
の方から直接聞いたり、マタ聞きしたり
したものを挙げてみますね
▼デメリット1.
公共交通機関
ニュージーランドに渡航をして来る前は
先進国というものは多少の差はあっても
ある程度は整備されてる公共交通機関の
システムが機能していると思ってたけど
この国は基本、自動車に頼っているのが
現状でして、鉄道やバスは都心部ででも
網羅性を欠いてるし
少し郊外に出たり、大都市以外の場所に
なってくるとほとんど機能していません
※特に電車は・・・無い!
又バスの遅延はおろか電車の遅延も多く
仕組みとしての管理体制は整ってるとは
言いがたいです
街中やモーターウェイの道中で故障した
バスがよく停車してる光景も印象的です
▼デメリット2.
自営業から見るマーケットの小ささ
特に、ニュージーランドに来て自営業を
考えてる方に知っておいて貰いたい事は
さすがに人口約1億2千万人の日本の国と
人口約460万人のニュージーランドでは
数字上の事だけでは無く、実感としての
マーケットの小ささが意識されるという
ことがあります
勿論、業種・ジャンルに依り様々ですが
特にネットも含めて、商圏を国内全域に
広くお考えのビジネスを検討されてる方
などはご注意ください
広告費を掛ければリターンが返って来る
という数の論理がそもそも機能しないと
お考え下さいね
▼デメリット3.
消費者から見るマーケットの小ささ
先程の内容と関連する部分はありますが
やはり人口が少ない事に加えまして更に
農業・観光業・畜産業等に力を入れてる
ニュージーランドですので
生活に関わる様々な商品も輸入に頼って
いるのが現状です
つまり?輸入に頼っていて、且つ人口が
少ないという事は、コスト競争力が全然
ありません 笑
際立った所で言うとプラスチック製品や
紙製品、家電製品などなど・・・
衣装ケースや文房具など、量産性のある
プラスチック製品というと色んなモノが
有ると思いますが
あらゆるものが、見てびっくりの価格で
販売されてます
ティッシュなんて、ニュージーランドの
1箱の価格で日本なら5箱以上は買える
お値段だったリ
なので・・日本のポケットティッシュは
貴重なんですよね~ 笑
▼デメリット4.
肥満大国ニュージーランド
余り知られていない事かもしれませんが
ニュージーランドは子供も大人も肥満の
問題が蔓延しています
その実情としましては経済協力開発機構
(OECD)の調査に於いて
世界中で最も肥満の人が多い国の第三位
という結果が発表されていることからも
明らかなのですが
驚くべき事としては、この調査に於ける
ランキングで肥満の多い国の栄誉に輝く
という事が・・・
何と11年連続・・・( ̄▽ ̄;)
公園で遊んでいる子供やウォーキングの
最中にすれ違う大人達の手に持たれてる
飲み物は
ミネラルウォーターでも無くスポーツ・
ドリンクでも無く、1.5Lペットボトルの
炭酸飲料というのはよく見る光景です
▼デメリット5.
紫外線
一般論で、ニュージーランドの紫外線が
日本の7倍以上ある!と言うことをよく
聞いていました
ただ・・・正直・・・だから何なの?と
いう気がしてた事はあります 笑
自分は男なので、肌に関する系のことを
それ程気にして無かったんですが
コレ!女性も男性も関係無く結構深刻な
皮膚がんの問題につながります
この件はニュージーランドで結構大きく
取り上げられていて
毎年夏になると注意喚起のテレビCMが
大々的に流されています
ですが、どれ程注意が浸透してるのかは
疑問ですね
カフェをしてた頃も、高齢のお客さんで
夏場、露出度の高い服を着られてる方が
多かったのですが
皆さん、肌がボロボロ ( ̄_ ̄lll)
あの肌を露出する感覚は僕には謎でした
▼デメリット6.
果物
果物が、日本のモノと比べると平均的に
美味しくない!
あまり差が無いかな?と思われるリンゴ
オレンジに対しまして
桃、スイカ、メロン等はそれなりに差を
感じれると思います
日本にいた頃、果物って、海外から輸入
してるモノが多いイメージが有ったので
外国に行けばかなり美味しいのかな~?
と勝手な想像をしていましたが・・・
日本の農家の皆さん、ごめんなさい!!
日本の商品開発とか品種改良の技術力を
あなどってました~ (≧▽≦)
日本の桃・・・
本当、ニュージーランド人に一度食べて
もらいたいです
▼デメリット7.
子供の教育
子供の教育なんて学校単位、先生単位で
変わって来ますし
そもそも、教育システムも違いますので
色んなデメリット・メリットを感じ易い
項目なんですが
かなりざっくりとした言い方でいうと?
日本では協調性を大事にする方針なのに
対しまして
ニュージーランドは個性を伸ばす方向に
重きを置いてるイメージがあります
当たり前ですがどちらも大事な事ですし
どちらが良い!という話しでもないとは
思うのですが
程度の差であったり?日本の人に元から
備わってる協調性を重んじる価値観から
学校内やママ友同士でもトラブルに発展
することが有ったりします
▼デメリット8.
1日の気温の変動が激しい
ニュージーランドも日本と同様、年間で
考えた場合に四季が有るとされています
まぁ、ニュージーランドの場合は日本と
比較すると、それほど顕著な四季という
訳ではなくて
夏の暑さ、冬の寒さは気温的に考えても
マイルドな気候だと思います
※その良し悪しは別として
問題は・・・1日の気温の変動幅です!
ニュージーランドと日本の大きな違いと
しまして
日本が大気の温度自体、全体的に気温が
上がったり下がったりするのに対し
ニュージーランドは太陽光が当たってる
箇所だけ暑い(熱い?)と感じる傾向に
あるんですが
その事も有って、冬場でも日中は暖かく
夏場でも朝晩は冷え込んだりします
つまり、一年を通じて1日の中でかなり
気温の変化を感じるのですが
コレ、身体には実は良くありません!
変な例えで恐縮なんですが、家電製品の
出荷前に熱衝撃試験というモノが有って
・・・ソレと同じです 笑
▼デメリット9.
プロフェッショナルなお店が少ない
これは、逆説的にも捉えれる典型的な例
かもしれませんが
ご存知の通りニュージーランドは世界で
トップの起業のしやすい国!という調査
結果があるのですが
※世界銀行調べ、3年連続第1位
移民がとっても多いニュージーランドで
起業がし易いとなれば・・・
当然・・素人がビジネスに参入してくる
ケースが何処の国よりも多くなります!
★実例:僕がそうなので(//∇//)
これは消費者目線で考えた場合、やはり
どうなのかな?という部分は有ります
日本で考えていただくと判り易いですが
当たり前のようにビジネスは競争社会で
例えば飲食業なら、店として美味しさの
スキルUPは必須でしょうし
メニューの充実を図りながらライバル店
との価格競争もあって
カスタマーサービスを考えながら店員の
教育も必要だし、お店の内装なんかにも
気を配らないといけません
これらは全て競争なので負けて行く所は
だんだん売り上げも落ちて、最終的には
店をたたむ事になると思います
この仕組みは、ニュージーランドだから
と言って同じでは有るんですが
競争がぬるい!┐(  ̄ー ̄)┌
と、申し上げておきます 笑
●ニュージーランドに移住することの
メリットを考えてみる
ここまで散々ニュージーランドの悪口を
書いてきましたので?
ニュージーランド政府に睨まれないかな
・・・と、心配はしてないのですが 笑
今、この記事を丁度読んでいるあなたが
・・・この国って実はやばいカモ・・・
と過度に悲観されてたとしたらちょっと
憂鬱かもしれません ( ̄_ ̄lll)
まぁ何度も申し上げて恐縮するのですが
僕がこの記事を書く意味は
あなたを凹ませるためでも無く、勿論!
意味も無く舞い上がらせる為でも無くて
気付きを得て欲しいという想いから色々
そのTipsを書いていますので♪
という事で今度はメリットの方も淡々と
書いてみたいと思いまーす
▲メリット1.
年間を通しての気候が温暖
これは同じニュージーランドとは言えど
地域によって異なるので
一概には言えず、ケースバイケース有る
内容なんですが
少なくとも僕のいるオークランド市では
元、日本で住んでました神戸と比べても
冬:圧倒的に寒くない
夏:圧倒的に暑くない
という気候になってます
まぁ・・・正直言うと、長年住んでると
だんだん慣れて来ますので
冬になると寒く感じますし、夏になると
暑くは感じます (//∇//)
※気温は日本とは全然違うんですが
やはり季節の移り変わりを経ると
寒暖を普通に感じます
※後、僕はとーっても寒がりなので
寒さにはかなり敏感だったり
まぁ体感的には年々変わって来る部分は
有りますが
少なくとも気温では日本より過ごし易い
夏と暖かい冬だと思います
▲メリット2.
起業のしやすさ
ハイ!正にデメリットの9.で書いた内容
そのまんまの裏返しになります 笑
これは正に、僕の話しになってしまうの
ですが・・・
消費者目線では無く、経営者、もしくは
これから起業しようと考えてる人の立場
からいいますと?
やっぱりこのニュージーランドの起業の
しやすさが有ったからこそ出来た事実が
有りまして
僕自身、もし日本でなら?と仮定したら
カフェを経営する事も、起業するという
ことすらも今考えても全くムリです
・手続きの簡易さ
・ビジネス売買の環境の整備
・競合のゆるさ
他にも、大小さまざまな要素が加わって
初めて素人の自分でもやってみようかな
と思えれる状況になったので♪
英語がダメで普通の就職がキツイ人には
生活の糧を得れる手段が有るというのは
大きな意味が有ります
▲メリット3.
年金受給の容易さ
ご存知の通り?日本は年金問題に揺れて
いる状況です
それは受給額の問題であったり、受給の
開始年齢であったり、データ消失問題や
不正受給などもあるとおもいます
まぁそれ以前に年金制度が破たんすると
言われていたりもいます
それと比較したニュージーランドは少し
異常とも言える状況なんですが・・・
年金に対する払い込みは一切無く年金が
もらえます・・・例え移民であっても
※永住権・市民権保持者、と条件は
付いてしまいますが
これは、僕の個人的な意見としましては
財政上大丈夫なのかな~って心配になる
ぐらいの話しです
そもそもネイティブからすると、こんな
制度に反感はないのかな?とすら思って
しまいます
▲メリット4.
医療費の無償化
厳密に言いますと、最初に掛かるGPでは
初診料が掛かりますし薬代も掛かります
歯科に行けば対象外という事も有ります
又他にも医療費無償に伴う様々な問題も
有ったりしますので、一概に全て良い事
という訳でも無いかも知れません
ただ、やはり無償という事のメリットは
有ると思ってます
実際僕も数年前に、ニュージーランドに
来てから初めて専門医のお世話になる事
と相成りました 笑
お腹に石が出来てしまったんですが 汗
初めての出来事で・・・本当大変でした
レーザーで石を粉砕するんですが、一度
では完全に砕けれなかったんですよね~
まぁこの医療体験?で、幾つかの検査を
したり、2回も手術をしたり、泊まりで
入院したり、入院食も頂いたんですが
全部ひっくるめて無料でした!
あっ!手術の際には、日本人医療通訳を
病院側が付けてくれたんですが、それも
含めて無料でした
本来、全部で幾らほどかかってたのか?
知る由もないのですが、結構するのでは
ないのかな?と想像してます
▲メリット5.
不動産価値の安定
安定という書き方をしていますが実際は
上がり続けています
不動産というモノは勿論、様々な周りの
環境の変化で価値は変わりますが
基本は新築の購入時が一番高くって後は
だんだん下がって行くモノだと思います
勿論、土地としての価値と家屋としての
価値は別なので
土地を更地にして、新しい家屋が建てば
別の価値を生むという事はありますが
で、ニュージーランドの場合なんですが
5~10年レベルの長いスパンの平均的な
見方をすれば
基本、上がり続けています 笑
※波は勿論有りますが
ボロぎる家、汚れきった家、築100年を
超えてそうな家・・・
ネガティブな要素満載の家が立地が良い
というだけの理由でミリオン単位の値段
が付いている様な状況です
移民の受け入れに大きく影響を受けると
思っていますが、完全に絶たない限りは
緩やかに右肩上がりかな・・・と
後、この国の不動産売買の仕組みが確立
していることは凄く重要なポイントだと
思っています
▲メリット6.
最低賃金の高騰
これは雇用主側の立場からはデメリット
でしかない法制度ですが
今回は雇用者側の視点からのみを書いて
おきますので、逆の面もご想像下さいね
最低賃金の法律は、何処の国にも存在は
してる所が多いようですが(日本も有る)
その額に関しましてニュージーランドは
年々上昇の一途を辿ってまして
その上がり方が他国の追随を許さない程
急激にあがってます
これは上で書いた雇用主側からみた視点
以外の考え方からしても、様々な問題を
はらんでると思うのですが
一つの切り口として・・・
専門スキルや語学力が乏しい様な移民が
滞在の当初働く上で
法的に最低賃金が制定されてる事自体は
価値があると思います
▲メリット7.
時間にルーズ
捉え方によっては大きなデメリットとも
いえるこの内容
当たり前ですが、良く無い事です! 笑
ビジネスの場では許されない話しですし
百害有って一利なし!とはこのことかも
しれません
しかも勿論、人や環境に左右されますし
何も確固たる統計データみたいなものが
ある訳でもないです
ただ・・・体感として
プライベートでも?ビジネスの場でも?
この国の人は時間にルーズだと思います
注:何となく平均的に、日本と比較した
イメージで♪
日本の方でその風潮が余りにも合わずに
悩む・帰国する方もいる位です
そして、僕自身はこの感覚が・・・
肌に合ってる様なんです (//∇//)
良い事ではない!というのは判ってるん
ですけどね~
▲メリット8.
移民フレンドリーな国
ヒトさまのサイトをたま~に拝見したり
していますと?
・日本人だから差別されるのでは
・アジア人だから差別されるのでは
みたいな書き込みを見たりする事が有る
のですが
1.まず、自身ではその経験が無い
2.直接でも聞いたことは無い
というのが実情です
ではニュージーランドにそういった差別
が無いのかというと?
コレは僕の想像なんですが、個人的には
無い訳がないんじゃないのかな?
っと想像します( ̄▽ ̄)。o0○
※色んな環境に色んな人がいる訳で
ごく自然のことの様にすら思います
これ、何処の国でも何処の街でも関係
なくて、全ての環境に言える話しだと
思うんですが
ケースバイケースです!
(当たり前ですが)
そして差別では無くて、例えば英語力が
乏しいことに依るコミュニケーションの
不足が招くトラブル・・・
こんなのは日常茶飯事だと思います
で、言いたい事は、そんな事もぜ~んぶ
ひっくるめて
ニュージーランドは移民に優しい国だと
思っています
平均的に人として・・・と、いう部分も
有るのですが
制度としても、移住してくる人達に対し
ニュージーランドで快適に暮らせるよう
無料で学習出来るプログラムが色々用意
されていたりします
▲メリット9.
ニュージーランドへ移住するメリット!
最後は・・・
ソレ言ったらお終いでしょう?みたいな
内容で恐縮なんですが 汗
人生の再スタートが切れます( ̄▽ ̄)
イヤイヤ、それってニュージーランドは
関係あるの?というか
海外移住する事が関係あるの?って話し
の様に受け止められるかもしれませんが
またまた、僕の個人的な意見になるので
恐縮なんですが、まぁ聞いて下さい
別に、人生やり直したい人だけが移住を
考えたり、滞在を検討したりするのでは
無いと思うんですが
何かしらの非日常的な体験をしたくって
ニュージーランドにいらっしゃるという
かたはいると思います
これは僕の場合ですけど・・・
会社を退職して結婚して、さぁこれから
何かに頑張ろうという時に
意思の非常~に弱い自分の力では絶対に
踏み出せはしなかったであろう「1歩」
というモノを
場所を変える、環境を変える事によって
踏み出すことが出来ました!
※所変われば品変わる!みたいな
・・・ちょっと違う?
勿論、ニュージーランドでは無くっても
それこそ海外移住で無くてもきっかけは
どんな事でも良いとは思うんですが
ニュージーランドに移住をすることって
そのきっかけと環境の両方が用意された
イベントだったと思います
なので、これを読んでるあなたにも・・
別に永住権とか、長期滞在には関わらず
ニュージーランドに滞在して欲しいな~
っと、強く思ってる次第です☆