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ニュージーランドの年金制度。金額や日本からの移民について

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この記事は約 20 分で読めます

ニュージーランドの移民に対する年金

ニュージーランドの年金制度について!
あなたはどれぐらいご存知でしょうか?

まぁ普通はみなさん、福祉の話しなどは
あまり興味が湧くネタとはいえない内容
かもしれませんね ( ̄▽ ̄;)

ただ・・・

今は日本にいるけど、ある程度
  長期間ニュージーランドに移住
  を考えている

現在すでにニュージーランドで
  働いてるんだけど長期の滞在も
  視野に入って来た

日本の年金制度に納得いかない

こういう方々にとっては、関心度の高い
トピックの一つかもしれません

特に日本の年金制度に関しては、今さら
僕が触れるまでも無いですが

年金の受給資格
 (年齢、払い込み実績など条件)

年金受給開始年齢

年金でもらえる金額

年金の個人情報漏えい

まぁどの項目に関しても、ネガティブな
話題がニュースを大きく賑わせている!
と思います

ただ、日本の年金に関しては・・・

少なくとも市役所・区役所に問合わせも
出来ますし、日本年金機構なんて組織も
有りますし

Yahoo知恵袋も個人の情報サイトも沢山
ありますので困る事も少ないのかな?と

ニュージーランドの年金制度のあれこれ

そこで!

今回は、ニュージーランドの年金制度に
関しまして

特に日本から移住して来た自分達の様な
移民としての立場ならば気になるだろう
項目にグッと絞りまして

そもそものニュージーランドの
  年金制度ってどんなモノ?

ニュージーランドの年金の受給
  資格とか開始年齢って?

実際、ニュージーランドの年金
  金額はイカホドなのでしょう?

キウイセーバーって、年金とは
  違うものなんですか?

日本で貰う予定の年金との関係
  ってどうなってるの?

ニュージーランドの年金制度に
  ついてのトレンドは?

といった内容を、全て詳しくご紹介して
いこうと思っておりますので

興味がある内容だけ、もしくは全部を?
目次から確認をして読んで頂ければって
思う次第です _φ( ̄ー ̄ )メモメモ

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良かったら参考になさって下さいね

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ニュージーランドの年金制度とは一体?!

年金制度の名前は?

まず、ニュージーランドの年金のことは

英語で
“New Zealand Superannuation”

省略形で表記される場合は “NZ Super”
という名称で使われます

名前は大事ですので、是非、この機会に
覚えちゃっておいて下さいね 笑

担当の役所は?

次に、日本の場合だと年金といいますと
担当は厚生労働省

もしくは日本年金機構という組織の方が
実際のやり取りでは馴染みがあるのかも
しれません

で、ニュージーランドで年金を担当する
もしくは、問い合わせを行うには何処に
尋ねれば良いのかといえば

Work and income になります
https://www.workandincome.govt.nz/

日本の年金との違いは?支払いは?

では・・ニュージーランドの年金制度が
そもそも日本のモノと大きく異なる点を
紹介しておきます

それは・・・

ニュージーランドの場合、掛け金が全く
必要なくて財源は税金だという事ですね

ニュージーランドの税金は掛け金無し

とにもかくにも、この違いが大きいので
ニュージーランドの年金が日本の人から
注目されるのかもしれませんが

そこは・・・まぁ至極当然といえば当然
の話しでして・・・

日本でも税金は、所得税から消費税から
なんだかんだ有る訳ですが

日本の場合、それとは完全に別で年金を
支払ってるわけですよね

ですがニュージーランドの年金制度では
年金というモノに対する支払い等は一切
ありません

先程も書きましたが全て税金で賄われて
います・・・ 

これは、僕も初めて内容を理解した時は
正直、びっくりしました

有り得ない~!! ( ̄_ ̄lll) 汗 と

しかも・・このせいで税金がべらぼうに
高いのか?と問われれば

実は、普段、消費税が表示されることが
ないので税金として気にした事が無い!
というのが正直な所です

因みに現時点で消費税が15%、所得税は
10.5~33.0%

これが高いか低いか妥当なのかは意見の
分かれる所だと思います

ニュージーランドの年金の受給資格

ニュージーランドの年金の受給資格と開始年齢

では次にニュージーランドで年金を受給
する資格や実際に支給が開始される年齢
について紹介していきます

まず、とっても大事な受給資格について
なんですが

これは日本からの移民も(何処の国でも
同じですが)、元々ニュージーランドで
生まれ育った人も同じ条件で

※これが凄くニュージーランドが
 移民に寛容だな~と個人的には
 強く思ってる部分です

受給資格は?

65歳以上である

20歳以降で最低でも10年以上は
  ニュージーランドに住んでる

その内の50歳以降でも5年間は
  ニュージーランドに住んでる

ニュージーランド国籍、または
  永住ビザ保持者である

受給開始年齢は?

受給の条件と被りますが65歳から年金の
支給が開始されます

受給に関する全ての詳細はこちら
https://www.workandincome.govt.nz/eligibility/seniors/superannuation/superannuation-overview.html#null

ニュージーランドの年金の受給開始年齢

最後の4つ目は別ですが後の3つは実は
微妙にそれぞれリンクした内容になって
いますよね

言い換えますと、もし65歳からちゃんと
年金を受給しようと思うのなら?

55歳になる前には、ニュージーランドに
移住して来て永住権・市民権を取得して
おく必要がある!という計算になります

まぁこれは65歳から貰う事にこだわれば
のお話しですので

その事を意識するよりも?行こうと思う
タイミングで移住を検討されるのが本筋
なのですが

一応・・・こんな話しも有るという事は
頭のスミに置いといてください♪

後これは今回の内容とは別件なんですが
ニュージーランドではこの年金の受給を
申請した段階で

同じく65歳から SuperGold Card という
カードが貰えます

年金は日本と同様シンプルにお金を貰う
というシステムですが

SuperGold Card の方は 要は提示すると
指定の機関やサービス、様々なところで
高齢者の割り引きが受けられるといった
カードになります

※SuperGold Cardの詳細はこちら
https://www.supergold.govt.nz/

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ニュージーランドの年金で貰える金額とキウイセーバー

では次に実際に幾ら貰えるのか?という
金額のお話しです

まぁ日本の年金制度のニュースをご覧に
なった事がある方なら

受給開始年齢の引上げや破綻するのかも
といったネガティブな話題の中でも

取り分け、払込みの金額に対して将来に
貰える金額の方が少なくなるのでは??
という・・・

有り得ないと言いますか、それって既に
現時点でも事実上の破綻ではないの??

と、考えるだけで暗い気分にさせられる
ニュースにさらされてるかもしれないの
ですが

じゃあ?国民が払い込みもしてない様な
ニュージーランドの年金制度

実際に貰える金額なんてどの程度のモノ
なのかと言いますと・・・

貰える金額

実際には、独身、既婚、居住形態、扶養
家族、パートナー、国外の年金の有無等

様々な条件で貰える金額が決まって来る
という仕組みになっています

※受給金額の詳細はこちら
https://www.workandincome.govt.nz/eligibility/seniors/superannuation/payment-rates.html

ニュージーランドの年金で貰える金額

上のWEBを順番に見て行けば判りますが
一番の所を例にとってみてみますと

・独身
・一人で住んでる(子供は独立)
・他に収入が無い

なのであれば税引き後で$801.74 / 2週
税引き前$926.08 / 2週、貰えるという
計算になります

※fortnightlyとは2週毎にという意味

つまり日本的に月収では?と考えるなら
額面上$1852.16(28日分)、手取りなら
$1603.48(28日分)

大雑把に為替換算しますと、1NZ$=80円
で計算するなら

額面で約15万円、手取りで約13万円、と
いったところでしょうか

これがご夫婦で、と考えるとするならば
1人頭税引き前$701.52 / 2週、税引き後
1人頭 $616.72 / 2週なので

世帯としての日本円での金額を考えれば
額面で約23万円、手取りで約20万円、と
いう計算になります

※最もオーソドックスな例を紹介
 してるので詳細は上記のサイト
 にアクセスして確認して下さい

※日本円での計算値は為替の変動
 によって大きく変わります

意外に多いニュージーランドの年金

さて、上で書いてきました通り、年金の
受給金額は色んな条件で細々と変わって
くるのですが

例えば上の独身1人暮らしの場合や夫婦
二人暮らしの場合の実際の金額を見て

これで65歳以上になってからの暮らしが
快適に過ごせるかどうか、というのは?

・・・勿論!
人それぞれでしょうね( ̄▽ ̄)。o0○

で、この金額で妥当なのかどうなのかは
個々のケースで全然違って来るのですが

政府の見解としては「これだけでは少し
モノ足りない!」と考えてる様です

そこで出てきたのが参加型の年金制度!
KiwiSaverキウイセーバーになります

キウイセーバーは被雇用者の資産形成を
政府と雇用主でサポートしようみたいな
名目のモノといわれてますが

どなたでも申請をして得ることが出来る
参加型の年金制度とも言われてます

ニュージーランドのキウイセーバーって何?

キウイセーバーって何?

キウイセーバーに関しては、また改めて
別の記事で詳しくご紹介を出来ればって
思ってますので

ここでは年金の一環?として簡単にだけ
ご紹介をしておきますと

※キウイセ―バーの詳細はこちら
http://www.kiwisaver.govt.nz/

言ってみれば、上で書いてた支払うこと
無しに貰える年金では不十分な金額を

ある意味では日本と同様の仕組みである
掛け金を支払って貰うタイプの年金制度
というモノになります

但し!

ここを誤解してもらっては困るのですが
「私達が支払うことで貰える年金制度」
という部分は日本と同じですが

その内容といいますか仕組みから支払う
金額に至るまで、何から何まで日本とは
全然違うといっても過言では有りません

詳しくは、改めて別の記事にしますので
それを参照して欲しいのですが

ここでは、本来の年金以外でそういった
参加型の年金制度も有る、という事だけ
覚えておいて下さいね♪ ( ̄▽ ̄)

※僕ら側にスゴクお得な仕組みです 笑

ニュージーランドの年金精度と日本人の移民

日本の年金も受給資格が有る場合のニュージーランドの年金は?

ここで日本からの移住してきたあなたは
ふと疑問に思うかもしれません

日本から移住をして来た移民・・つまり
ニュージーランド以外にも母国が有って

更にその国(日本)に居た時に掛け金を
支払っていて、日本の年金の受給資格も
有る場合・・・

実際にニュージーランドの年金の受給は
どうなるんだろうか?といった内容

ちなみに、日本の年金は受給資格期間を
満たしていれば海外でも受け取ることが
できます

※受給資格期間とは、10年間以上の
 支払いをしたか?ということです

これは僕もまだ体験談ベースではお話し
する事が出来ず

あくまでWork and income の受け売り
なだけなのですが

ニュージーランドでも日本でも、年金の
受給資格を持っている場合・・・

両方を満額はもらえない!というふうに
決まっている様です

※日本から年金も貰うケースの
 ニュージーランドの年金受給
 の詳細はこちら

https://www.workandincome.govt.nz/pensions/travelling-or-moving/moving-to-nz/getting-an-overseas-benefit-or-pension-in-nz.html

つまりニュージーランドの年金の金額が
減らされる方向になる模様です

※まだリアルに人からは聞いた事が
 ないのですが・・・

ただ・・・これは余談では有るんですが
ネットの声などを拾ってみますと

ニュージーランドの年金は法律に則った
制度であり・・・

日本の年金の方は掛け金を支払ったモノ
に対して「預けた金額を返してもらう」
だけのもの・・・

この、預けたモノを返して貰う(運用後)
金額分が、ニュージーランドの年金から
引かれるのって・・・おかしくない?!

といった話しも有ります 笑

※つまり、ニュージーランド政府が
 日本の年金分を受け取っている!
 という意味にもなるので

僕自身はこんな事にまでは頭が回らずに
これを聞いた時は「なるほど・・・」で
終わってしまったのですが (//∇//)

興味深い内容ですよね~

ニュージーランドの年金制度の今後の傾向

ニュージーランドの年金制度の最近のトレンドは?

では最後に、ニュージーランドの年金に
関わるニュースといいますか

最近のトレンドはどの方向を向いてるか
という事について簡単に紹介しておくと

やはり?

ニュージーランドも御多分には漏れずに
財政が安泰か、と問われればそんな事も
なくて

近年出た話題としては、年金受給資格の
見直しです

例えば、受給年齢を引き上げて、現行の
65歳を67歳にする案だったリ

今、ニュージーランドに滞在する年数が
最低10年なのを最低20年に引き上げよう
といった内容になります

聞いて明らかな様に、まぁ緩くなる方向
に変更されるということはまず無くて

厳しい方向の案が打ち出されているのは
移民政策と同様といえるかもしれません

ただ、今回のテーマである年金制度でも
移民政策にしても

今迄の背景や今後の政策の展望を含めて
引き締める・引き締めないという内容は
そう単純な話しではありません

なので僕としましてもこういったテーマ
については随時何かニュースが有ったら
発信していこうと思っていますので

引き続き・・このサイトをご贔屓にして
頂ければって思ってる次第です 笑 ☆