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ニュージーランドの交通事情。交通機関や道路標識、ルールについて

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この記事は約 15 分で読めます

ニュージーランドの交通事情

ニュージーランドの交通事情!

と一口にいいましても幾つかの切り口が
考えられるので

どれからお話しをしようかと迷う部分は
あるのですが ( ̄▽ ̄)。o0○

僕自身が考えます、ニュージーランドの
交通事情というと

大きく分けて2通りの内容に分類できる
と思っています

1つ目がこの国の公共交通機関

2つ目が車の運転に関わる内容

といったところでしょうか?

まぁそれぞれ18年以上も住んでいますと
思うことは色々と有るんですが 笑

今回は、ニュージーランドの交通事情の
大枠の所をご紹介させて頂いて

更に詳しい内容についても補足の記事で
解説させて貰おうと思ってます

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良かったら参考になさって下さいね

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ニュージーランドの交通事情

公共交通機関と車

まずニュージーランドの交通事情という
ことでこの国全体を見渡した時に

日本と比較をすると明らかに違った点が
多くあることに気付かされます

それが公共交通機関の未熟ぶりというか
簡単にいってしまえば種類も数も少ない
という話しになります ┐(  ̄ー ̄)┌

日本の状況がイメージし易いと思うので
例にとらせて頂きますが

日本の公共交通機関といえば新幹線から
JR、私鉄に始まり地下鉄やモノレールも
含めた各種の鉄道網

更に各地域をくまなく網羅してる公共の
バスを始め

中距離、遠距離を結ぶ高速バス、空港や
主要施設を結ぶ様なリムジンバスの他に
観光地へ送客する観光バスもあります

これに加え国内線、国際線を結ぶ空の便
としての飛行機が有り、海上では船舶が
行き来して、地上ではタクシーも多いと
いう状況です

日本の交通事情は優秀

それらの前提が揃った上で、高速道路が
日本列島中に張り巡らされた道を

自家用車でも使用が出来るという状況が
今の日本なんですが・・・

では同じような地形をし、国土もそれ程
大きくかけ離れて広さが違わないだろう

ニュージーランドに於いてどうなのか?
といえば・・・

ニュージーランドの公共交通機関の特徴

▼新幹線、高速鉄道は存在しない

▼地下鉄も存在しない
 (鉄道が地下を潜ってる部分はある)

▼そもそも鉄道が国内を網羅してない
 =鉄道は主要公共交通機関では無い

▼主要都市においてはバスはメインの
 公共交通機関といえる

▼但し網羅性は無く、起点となる箇所
 から放射線状に路線が組まれていて
 周辺から周辺に行くのに不便

▼流しのタクシーは皆無
 タクシー会社・個人から呼ぶ仕組み

 ※uberは人気

▼タクシー乗り場という場所も基本は
 ないと考えて良い
 (空港、ホテル等には有る)

ニュージーランドの公共交通機関は未熟

といった感じでニュージーランドの場合

どの種類の公共交通機関を考えてみても
なかなか使い勝手の悪い、といいますか

目的地や所要時間によっては?そもそも
使えない状況にあると考えるのが一般的
だと思われます

で?

ここまでご覧になったあなたは、じゃあ
ニュージーランドに行ってからの移動は
どうすればいいんだぁ~!!

と不安になったかも知れませんね 笑

※あっ!
 勿論、都心部内の主要地域間では
 バスの利用が便利というケースは
 十分ありますので安心下さいね♪

話しを戻しますが、この様な状況を受け
台頭してくるのが車の利用という話しに
なって来ます

ニュージーランドの交通事情

そもそもなんですが上で書いてきました
公共交通機関の未発達ぶり、未成熟ぶり

というモノは、全て人口の少なさに起因
した現象になるんですが

この、日本と比較して約20/1以下という
人口の少ないニュージーランドにおいて

今度、車の利用率という点から考えると
尋常ならざる数を誇っています

人の多い家族なら一家に2台は当たり前
下手をすると3台、4台と車を保有する
家族はごくごく普通で

その背景にあるのが上記のような事情と
いう訳ですね

地方は公共交通機関がそもそも無いので
車を利用せざるを得ませんし

都会でも、明らかに車の利用が便利だと
いう状況です

この、各公共交通機関の詳細に関しては
別途記事を書いて解説する予定にします

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ニュージーランドの道路の交通事情

交通標識(道路標識)と交通ルール

ではここからは主にニュージーランドで
車を走らせる場合の交通事情・・・

交通標識(道路標識)や交通ルールの他
渋滞のことについて紹介します

ニュージーランドの交通ルールを語る時
最も重要なことは?

日本と同様、左車線通行だということが
筆頭に挙げられます _φ( ̄ー ̄ )メモ

実際僕も今まで色んな国に旅行に行って
車を走らせた経験が有りますが

この左側通行(&右ハンドル)という事
だけでどれほど運転がしやすいか!

というのが普段、運転をされてる方なら
御理解頂けると思います 笑

ニュージーランドは左側通行

逆にいえば右側通行なら結構大変、更に
左ハンドルなら・・・

という、中々厳しい経験も致しましたが
嬉しいコトに、ここニュージーランドは
左側通行なんですよね~♪ (//∇//)
(そしてほとんどが右ハンドル車)

この、車の諸事情に関しては、こちらで
紹介してるので興味が有れば一読下さい

★過去記事
ニュージーランドの車事情!その恐るべき実態を暴いてみる

ということで、ここでは運転にかかわる
交通標識(道路標識)や交通ルールの点
についてお伝えします

ニュージーランドの公道を車で運転する
日本の皆さんに一番覚えておいて欲しい

ニュージーランドらしい?交通ルールと
しましては幾つか有りますのですが

今回はその中でも特に顕著に日本と違う
3つの交通ルールに関しまして

その道路標識(交通標識)と共に覚えて
頂ければと思います

逆にいえば?後のことはスピード制限の
速度が違ってたり踏切りでの一旦停止が
無かったりなど

まぁ・・・何とかなったりする事が多い
と思いますの♪ 

※勿論、すべてを把握しておくのが
 ベストな事に間違いは有りません

交通ルールその1.
 Give way(ギブ・ウェイ)

交通標識のギブ・ウェイ

その名の通り、道を与える=道を譲る!
どちらが優先か?を決める交通ルールに
なります

これはあらゆる場面で適用され、そして
ニュージーランド国内ではかなり頻繁に
適用される内容なのですが

簡単に説明しますと要は「自分から見て
右側から来る車に優先権が有る、自分は
停まる義務が有る」と考えて下さい

信号、その他、何らかの優先順位が指示
されてる状況に無い時

右から車が来ている場合はその車を先に
行かせて自分は待ってから進む!

これがこのルールの全てですが、実際に
ニュージーランドの道路の色んな場面で
この状況を迎えるので

特にこれは日本には全く無い交通ルール
だと思いますので注意して欲しい内容に
なります

交通ルールその2.
 Roundabout(ラウンドアバウト)

交通標識のラウンドアバウト

こちらも少し聞き慣れない名称なのかも
知れないのですが

イメージとしてはフランス・パリにある
凱旋門を思い浮かべて下さい

実はこれも意味合い的にはギブ・ウェイ
と同じ内容なのですが

特にニュージーランドの場合においては
このラウンドアバウトを信号機代わりに

利用しているケースが多いって認識して
おいて下さい

これは地域に依り、交通量の多さに依り
見掛ける頻度は色々と違いまして

例えば、オークランド市内ダウンタウン
中心部などでは

ラウンドアバウトはまず余り見掛けずで
有るのはほぼ信号機です

ラウンドアバウトに信号機はない

そして、少し車を走らせれば判りますが
主要な都市であれ、郊外であれ

大きさの大小も有るのですが、至る所で
このラウンドアバウトに出会えます♪

※特に車で旅行をしてて郊外に行くと
 ラウンドアバウトばっかりです 笑

このラウンドアバウトは、要は交差点に
信号が無い状態で

道路が日本の様に直交してるのではなく
ドーナッツ状に円を描いてる!と考えて
もらうと判りやすいのですが

(前述の凱旋門みたいな感じですね)

信号が無い代わりに適用されるルールが
ギブ・ウェイという訳です

交通ルールその3.
 Pedestrian Pole
 (ペデストリアン・ポール)
 Zebra Pole
 (ゼブラ・ポール)

交通標識のペデストリアン・ポール

色々な呼び方をされてて正式名称が不明
なのですが

これも日本ではまず見ない、そして僕が
最も皆さんに注意しておいて頂きたい

そして覚えておいて欲しい交通ルールと
いいますか、道路標識になります

何故これに強く注意を払って欲しいかと
いいますと歩行者が絡んでくるからです

勿論ギブ・ウエイやラウンドアバウトも
公道で車を走らせる上でとても基本的な
知っておくべきルールなんですが

この3つ目のゼブラ・ポールに関しては
もし知らないでいると?

歩行者を巻込んでしまう可能性が著しく
高くなります

詳しくいいますと要は横断歩道に関して
の話しです

ペデストリアン・ポールは要注意です

日本でもニュージーランドでも、普通に
横断歩道は良く見かけると思いますが

それが交差点内にあるのなら?信号機に
したがって運転しますので全く問題には
なりません

ところが普通に車道しかない様な場所に
歩行者用で横断歩道が描かれてる場合も
よく有ると思うのですが

そういう場合、日本では道路は一般的に
車優先だと思います

ところがニュージーランドの場合、この
ゼブラ・ポールが立ってる横断歩道では
車が一旦停止しなければなりません

※歩行者が居ればの話しです

コレ、もし自身が運転をしていてる時に
車が優先だと認識して走行してる場合?

歩行者が自分が優先だと認識してる人は
平気で車の前に飛び出て来ます! 怖)

まぁいずれか双方の動作のタイミングで
気付くケースがほとんどだと思いますが

知らないでいると・・・と、いう独特の
交通ルールになるので是非覚えて下さい

ニュージーランドの渋滞も酷い

車の渋滞に関して

今までこの記事で触れてきましたように
ニュージーランドはそもそも人口が結構
少ないので

公共交通機関も含めたインフラの設備が
整って無いという話しをしてきました

そして・・・

皆さんが今ニュージーランドにどの様な
イメージを持たれてるか定かでは無いの
ですが

旅行でいらっしゃる方から一番良く聞く
イメージとしましても

牧歌的でのんびりとしていて都会の喧騒
とはかけ離れた雰囲気という様な内容の
ことを耳にします

そのようなイメージからは少し逸脱した
感じに映るかも知れないのですが

例えば僕のいるオークランドでの渋滞は
もう何年も前からの深刻な問題です

都心部の渋滞は最悪

特に市内のダウンタウンと連絡している
Motorway1 とMotorway16
(国道1号線と国道16号線)

この通勤時間帯の朝の渋滞と、帰宅時の
夕方の渋滞が半端有りません

実はこの渋滞の原因は、通勤ラッシュや
帰宅ラッシュだけでは無いのです

これはニュージーランドの教育事情にも
絡んだ話になるのですが

要は子供を家から離れた学校に送る為に
親が送迎する車の数が相当多いといった
状況が有るのです

この事は、スクールホリデーが始まると
渋滞が緩和される事からも原因としては
明らかなのですが

いずれにしましてもこのほのぼのとした
ニュージーランドでも、場違いな渋滞は
日常的な現象として存在しますので

一応・・・
その事は頭のスミに置いておいて下さい

まぁ?ほのぼのというコトでいいますと
ニュージーランドの場合

郊外を車で走らせてると、羊が牧場から
牧場へ移動する際に

車道を一部占拠するような格好になって
車が渋滞するなんて場面に出くわします

これも・・・・ニュージーランドらしい
交通事情の1シーンかも知れませんね☆