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ニュージーランドで仕事を掛け持ちする
場合の税金の話しについて・・・
なんて聞きますと？
何だかかなり細かいトピックですよね～
とか思われるかもしれないのですが
※実際、確かに細かいんですが 汗
まぁこれが何気にワーキングホリデーで
ニュージーランドに来たり、語学学校に
留学しにくる学生さんの中には
仕事（アルバイト）を掛け持ちする方が
実際に一定数はいらっしゃいます
で、その仕事を掛け持ちすること自体は
特に問題は無いのですが
要は税金関係ですね (￣▽￣)。ｏ０○
税金を支払う事自体はバイト先の雇用主
（事業主）が払ってくれますので
毎回の給与支払い時の税金はどうする？
みたいな事は、自分がする実務としては
特に気にしなくても良いのですが
払い過ぎた税金を戻すタックスリターン
をする場合なども含め
ニュージーランドで仕事を掛け持ちする
場合の税金（税率）の話しって
一応自分で把握をしておいた方が何かと
良いと思うんです！
何故かっていいますと？
もう、結論から先に申し上げてしまうの
ですが・・・
お金の観点から考えますと？実は仕事を
掛け持ちする事って
税率の面で「想定外に高い税率を支払う
ケースがある」って側面が有るんです
※掛け持ちをした２つ目以降の仕事の
所得のせいで税率がもう１段階高い
設定になってしまったり・・・
勿論、仕事を掛け持ちするっていうのは
収入（手取り）の事だけが理由では無い
ケースがありますので
税金のコトなんかで、仕事の掛け持ちを
するのか？しないのか？の判断に影響を
及ぼすのかは・・・人に依ると思います
それに・・・まぁ
もしかすると？ニュージーランドに行く
まだその前の段階で日本に居る場合には
自分が仕事を掛け持ちするかなんてのは
想像も出来ないかも知れませんし
逆に？何も知らずに仕事を掛け持ちして
既に働いてる、なんて方も居るでしょう
なのでこれは、緊急の課題という事でも
無くって
それに働き始めてからでも決して遅くは
無い話しとして
事例ってどんな感じなのか？
・実際に税金（税率）はどれぐらい
違うのか？
みたいな事って・・・
この機会に知っておいてもらえたらって
思う次第であります♪
※但し！本来は・・・
働き始めるより、といいますか
仕事の掛け持ちをする前にこそ
この記事を読んでいただいて
有利に仕事をして欲しい～！！
とは思っています 笑 (≧▽≦)
■ニュージーランドで仕事を掛け持ちする場合の税金
●仕事を掛け持ちするコトについて
まず最初にそもそもニュージーランドで
仕事を掛け持ちする！という様な話しを
する場合・・・
★ソレって一体、どういう状況が
考えられるの？
★その前に！自分はアルバイトを
掛け持ち出来るの？
この２つが気になって来る部分なのかな
と想像するので
その点に関して先に解説をしておこうと
思います♪
1.仕事を掛け持ちするケース
これに関しましては、ニュージーランド
には関わらず
非常にシンプルに単純に考えて貰えれば
って思います 笑
日本でも同じで、仕事を掛け持ちする！
アルバイトを２つ、３つとする！
この理由は単純にお金を多く稼ぐため！
というのは間違いなく大きな理由の一つ
だと思います
※これが全て！とまではいいませんが
ほぼ言い切れる位多いとは思います
まぁしいて後、付け加えるとしましたら
ニュージーランドに居るという場合なら
幾つかの種類の仕事や幾つかの職場等を
経験したい、という場合も考えれます
やはり単純に日本に居て、お金のために
仕事（アルバイト）をするという以外に
海外での就労経験、体験という切り口で
働くことをとらえる場合も有るでしょう
後は友達や知人を増やたり、それに少し
似てるかもしれませんが
同僚というよりマネージャーやオーナー
レベルにコネを作るために多数の仕事を
掛け持ちする！
みたいな猛者もいる事も一応付け加えて
おきます♪ 笑
ともかく最も多いケースとしてはやはり
より多く稼ぎたい！という、シンプルな
内容なので
理由はホント色々と想定出来ますが・・
・一つ目の会社ではシフトの関係で
20時間しか働けないので２つ目の
会社で働いてる
・一つ目のお店では皿洗いしか募集
してなかったけどフラットの近く
２つ目のお店はやりたいホールの
仕事だけど少し遠いので、両方で
働いてる
・昼間は語学学校でカウンセラーを
しているけど、晩はレストランで
働いてる
まぁ・・・多岐に渡ってますよね～
2.自分は仕事を掛け持ち出来るのか？
自分が仕事を沢山したい！したくない！
という事には関わらず
仕事を掛け持ちするコトが可能なのか？
というのは、ニュージーランドの場合は
単純にビザの種類で決まって来ます
即ち、大前提としてニュージーランドに
数多く存在するビザの中には
まず働くことが可能なビザと、働く事が
不可能なビザに分けれます
Visitor Visa（観光ビザ）や、学生ビザ
であっても条件を満たしてない場合には
就労そのものが認められてませんし
逆に、ワーキングホリデービザや各種の
ワークビザ、永住ビザなどは就労が可能
になります
では？！
就労は可能なんだけど掛け持ちはダメ！
というのはどんなケースでしょうか？
ニュージーランドの場合就労可能なビザ
というのは
特には仕事の掛け持ちの制限をしてない
ケースは多いです
※ワーホリビザ、永住ビザ、学生ビザ他
なんですが
Essential Skills Work Visa、いわゆる
ワークビザと言われるもののように
雇用主からジョブオファーをもらう形で
成立しているビザの場合・・・
これに関しては、完全にアウトだと理解
しておいてください！
※なぜなら、このワークビザ自体が
雇用主が限定されてるビザなので
勿論例えば同じワークビザとはいっても
そのパートナーに発給されるビザの様に
雇用主が限定はされないビザの場合には
仕事の掛け持ちも可能です
（オープンワークビザ）
※但し、これに関しましても2017年に
法改正が有りまして
低スキルのワークビザの場合・・・
配偶者に対しオープンワークビザの
発給が中止になりました 汗
いずれにしましても
ニュージーランドに自分が滞在する為に
必要なビザについて、どの種類のビザを
取得するのかが決まったなら
仕事の掛け持ちが可能かどうか必然的に
決まって来ることを覚えておいて下さい
●仕事の掛け持ちで変わる税金（税率）
ではここからは実際ニュージーランドで
仕事を掛け持ちする場合の税金（税率）
に関しまして
何を知っておくべきで、どの様に考える
べきか、という事について紹介しますね
1.あなたのタックスコードは何？
では、仕事を掛け持ちする場合の税金の
違いについて
具体的にいえば、所得税の税率の違いに
ついてご紹介しますね！
まずニュージーランドで仕事する場合の
税金（税率）に関して知っとくべき事は
自分のTax Codeは何なのか？という事に
なります
タックスコードというのは、要は自分が
支払うべき税率が簡単にわかるように
自分が仕事をする上での税制上の状況を
シンプルな略号で表しましょう♪という
お話しで
具体的には
・The primary tax codes
メインの仕事のタックスコード
・Secondary Tax Codes
２つ目以降の仕事のタックスコード
・Other tax codes
季節労働、選挙に関わる労働、
一時的な農業労働など・・・
特殊な仕事のタックスコード
などがあります
では自分のタックスコードはどうすれば
判るのかといいますと？
Inland Revenue のサイト内に クリック
していくと簡単にコードが判るページが
ありますのでご確認ください♪
★Inland Revenue
Work out your tax code
（タックスコード）
https://www.ird.govt.nz/how-to/taxrates-codes/workout/how-to-tax-rates-codes-decision-top.html
2.仕事を掛け持ちする場合の税率の違い
では実際自分のタックスコードが判った
時点で
税率がどれぐらい違うのか？を確認して
みたいと思うのですが・・・
まずはメインの仕事に関して！
これは専業の場合にはその専業の仕事！
掛け持ちをしている場合にはその中での
メインの仕事を対象に考えて・・・
所得の額 税率
$14,000まで 10.5%
$14,000以上$48,000以下 17.5%
$48,000以上$70,000以下 30%
$70,000以上 33%
と決まっています
これに対しまして掛け持ちの仕事の場合
タックスコード 税率
SB 10.5%
S 17.5%
SH 30%
ST 33%
★Inland Revenue
Income tax rates（所得税）
https://www.ird.govt.nz/how-to/taxrates-codes/rates/itaxsalaryandwage-incometaxrates.html
さて、ここで何が重要になって来るのか
といいますと・・・
上の方のメインの仕事の税率というのは
専業で仕事をしていたとしても、兼業で
掛け持ちの仕事をしていたとしても
メインの職場だけの給与を計算し税率を
計算します
※なので判り易い！（把握しやすい）
ところが・・仕事を掛け持ちする場合の
Secondary Tax Codes
こちらの計算方法は、掛け持ちしている
２つ目や３つ目の職場の給与の計算・・
ではなくて！！（ココ大事！）
あなたの全ての給与を足した分（総所得）
で計算しますので
２つ目の職場は給料少ないし～♪なんて
考えてると？
総所得では次の税率対象になるケースが
有るという訳ですね！ (＠＿＠；)
まぁ現実的なコトをお話ししますと・・
僕が聞いてる限りで税率の差を気にして
仕事の時間数を調整したりする人はまず
いなくって 笑
ほとんどの方が、結果的にどうなった！
という事だけを後から知るのが普通です
なので！
基本的にはあなたが多くお金を稼ぎたい
という場合には多くの時間働くだろうし
あなたなりの理由に基づき幾つかの職種
職場で働きたい！仕事を掛け持ちしたい
場合には
複数の会社やお店で働くことで全然問題
ありません♪
但し、一つの職場だけで仕事をするのに
対して複数の職場で仕事をする場合
今まで説明してきた通りで、計算方法は
変わって来るので
その部分だけ・・・頭の隅に置いといて
もらえればって思う次第です☆
