スポンサーリンク

ニュージーランドで家を借りる。賃貸契約の手続きと注意点

※この記事にはプロモーションが含まれています。

この記事は約 16 分で読めます

ニュージーランドで家を借りる・・・

これ!ニュージーランドを訪れる人なら
殆んどの人に起り得るシチュエーション
ですよね~

あっ!違った・・・( ̄▽ ̄;)

旅行でいらっしゃってホテルやバッパー
などアコモデーションに宿泊される方や

語学学校とセットになってて通学期間中
誰かの家にホームステイをされる方など
(まぁ学校だけでもないだろうけど)

それから不動産を購入されててそちらに
住みにいらっしゃる方とか?

こんな方達に関しては、ちょっと例外と
なりますよね 汗

但し!それ以外の方達は・・・

例え、目的がワーホリでも、お仕事でも
留学でも、ロングステイでも

基本ニュージーランドにいらっしゃると
家を借りるという状況を迎えますよね

なので今回はそんなあなたに対しまして
お目当ての物件がもし見つかった場合!

ニュージーランドで家を借りるケースの
賃貸契約の手続きや注意点に関して紹介
していこうと思ってます

ちなみにニュージーランドもそうですが
海外で家を借りるっていうこと自体

イメージとしては、何だかややこしそう
むずかしそう大変そうと想像をする方は
多いのかもしれません ( ̄~ ̄;)

確かにそこには日本語と違った英語の壁
というモノは確実に存在しますので

日本語と全く同様に英語を理解が出来る
なら問題は無いですが、普通はなかなか
そうでもないとおもいます 笑

ただ、その部分に関しては、とりあえず
いったんは置いておいてと言いますか?

日本でも契約書の一言一句も漏らさずに
全てを把握するようなことは無く

重要な箇所を押さえて確認するって事は
往々にしてあるんじゃないのかな~?と
思うんですが

ニュージーランドでもそういった部分は
十分に有りまして

※勿論、全てを確実に把握するのが
 最も望ましいのは言うまでも無い
 わけですが

大体のことを、きちんと把握しておけば
おおよそ上手く行くという事と

押さえるべきポイントは漏らさず確実に
チェックしておくという考え方が一般的
なのかな~という印象です

で、そうした前提に立った場合・・・

実際にニュージーランドの家でフラット
したりレントした自分の経験からも

周りにいる人から家を借りる時の話しを
聞いても

賃貸契約自体は日本と比べてもシンプル
なんじゃないかな~( ̄▽ ̄)。o0○

というイメージがあります


日本で賃貸マンションを借りた時の
契約は相当に複雑だったので・・・
 
特にお金(敷金、礼金、保証金)の
ことだけでなく、何か有った場合の
保証人とか?

モノの破損や汚れに関することとか
いろいろ面倒でしたね~ 笑

まぁニュージーランドの場合家を借りる
ということは

不動産会社=エージェントを通して行う
ものなのか

家主=大家さんとのやり取りになるのか
の2種に大別出来るのですが

仮に不動産会社を通してだったとしても
ましてや個人の契約だったとしましたら

会社や人に依って、きちんとしてるのか
どうなのかっていうのは結構違ってると
考えてもらって良いと思います 笑

●ニュージーランドで家を借りる
 賃貸契約の手続きと注意点

では早速ニュージーランドで家を借りる
場合の手続きと注意点について

段取り的なモノを踏まえて簡単にご紹介
しておきますと

★契約をするその前に!

これは物件を直接見に行って決めた様な
場合でも

ネットで条件だけを確認して決めた場合
であっても

退去時の備え付け品の破損や、壁や床や
カーペットの汚れに関して

後々のトラブルの元となりやすいために
必ず現状を確認しておくことをおすすめ
いたします!

この確認というのは、勿論物件を決める
段階の時に判断材料として見るのが最初
に有るとは思いますが

自身の中で物件を決めた時点からは既に
退去時の事を考慮する必要があります

これをproperty inspection reportとか
言ったりしますが

不動産会社を通しての契約の場合、その
エージェントが立ち合いの元で行ったり

大家さんと直接の場合なら、大家さんと
一緒に行ったりするのが一般的です

ただ・・・上でも言及しています通りで
どの物件でもその手続きが踏まれるって
訳では有りません

 

そんな事をしないという物件は実際には
幾らでも有ると思います

※特に個人の場合では 笑

なのでどうしても気になるようだったら
その事に言及されても良いでしょうし

自衛の為にも?あらかじめ破損している
ような箇所や汚れが目立つ箇所などは

写真を撮影しておく事は結構重要なこと
だと思います

基本、退去時には日本でも言われるのと
同様で原状復帰というやつなので

★賃貸契約を結ぶ

この物件で良い!ということになったら
いよいよ賃貸契約を結ぶ訳ですが

結局契約するとい事は、あらかじめ合意
に至った覚え書きの書類の交換をすると
いうことなだけです

つまり

家を借りる手続きに進む前に当然必要な
条件については確認しておくべきです!

では、ニュージーランドで家を借りる際
押さえておきたいポイントとしましては
どんな所があるのか?

基本的な所はニュージーランドも日本も
家を借りるというう意味でほぼ同じだと
思いますし

これに関しては人に依っては気にする!
気にしない!も有るので一概に言えない
のですが

一応、ニュージーランドで家を借りる際
絶対気にしておくべきポイントを5つ!
記載しておきますと・・・

≪重要≫

これは家を借りる前、物件を決める前に
条件として押さえておくべき内容です

後、今回紹介いたします5つに関しては
最低でもこれだけは!という5つです

1.家賃、及び支払方法

 金額とキャッシュなのか振込み
 なのかという手段

2.家賃の内訳内容
 
 光熱費全込みなのか、一部込み
 なのか、全負担なのか

 負担する場合はメーター払いか
 Invoice(請求書)などを見て
 支払するのかなど
 
 項目としては、電気代、電話代
 水道代、ネット代などが一般的
 と考えられますが物件によって
 全く違います 

 注:因みに幾つかの都市は
   市内電話は無料です

3.ボンド(保証金)の金額

 ボンドとは日本で言う所の敷金
 礼金、保証金のたぐいのもので

 上でも少し書きましたが、要は
 退去時には「原状復帰」が基本
 になりますので

 何か退去時に破損や汚れなどが
 有った場合にはここから支払い
 が行われます

 逆に言えば、何も無ければ全て
 返金されます

 ※このボンドに関しては色々と
 トラブルも有るので、注意点を
 次章で説明しておきます

4.期間、更新、退去に関して

 一部にはありますが一般的には
 ニュージーランドで家を借りる
 という場合に

 契約期間という概念、ルールは
 有りません

 ※逆に短期間だけ扱ってる
  ような物件も有りますが

 なので、借りるということは?
 出るという意思表示をするまで
 借りるのが一般的です

ここで!4.の入居、貸与に関して
覚えておくべき注意点が更に2つ
有りまして

 1つ目は・・・
 出る!という意思は借りる側に
 あるのですが

 出てくれ!というケースも考え
 られるという事です

 これはどちらの側のほうからの
 ぶんも共にnotice(ノーティス)
 と言われたりしますが

 押さえておくべき事は、何週間
 ノーティスなのか?という事

 ※何週間前に言わなければ
  ならないか?という意味
  
  それから何週間前迄に言って
  くれるのか?という事の方も

 これをあらかじめ知っておく!
 ということがとても大事です

 2つ目は・・・

 1つ目に似てるのですが、当面
 どれ位の期間を予定してるのか
 をあらかじめ伝えて

 その予定で大丈夫なのかの確認
 を取ることも重要です

 大家さんによっては

 短期間(期間は物件に依る)は
 ダメだったり

 少し先には長期入居予定の方を
 入れる予定にしてたりもします

 家主さんとしては、確定で長期
 入居者の方を優先したがるので

 こちら側の計画と大家さん側の
 スケジュールは、出来れば・・
 すり合わせしておく方が良い!
 という訳ですね

5.レントの場合は自分(達)だけ
 なので良いのですが

 フラットの場合、共用設備等の
 使い方やルール的なことは先に
 確認しておいた方が良いです!
 
 後、フラットで言う共用設備や
 レントで言う備え付けの備品は

 もし?自分の契約期間に普通の
 使い方をしていて、その機能を
 果たさなくなった場合

 例:電球が切れる
   洗濯機が動かない

 通常は大家さんの責任で修繕を
 する義務があります
 
 但し・・・要確認です! 

 ※後で「え~!」っていう事に
  ならないためにも 笑

以上の5つは、自分が物件を決める時に
自分の求める条件と照らし合わせて確認
すべきポイントになりますが

最初にお話した通りで、これはそのまま
契約書に反映されて無ければなりません
(共用設備の使い方は無いカモですが)

で、実際に賃貸契約を結ぶ訳なんですが

その書式と言いますか、フォームという
ものは特に定まっていないので

各物件や各不動産会社で全くバラバラな
状態なんですが

ニュージーランド賃貸住宅法という法律
が有りまして

※レジデンシャル・テナンシー・アクト

要は契約書には最低限記載をしなければ
ならない項目というモノを定めています

その内容はというと・・・

・家主と借りる人の名前と連絡先

・賃貸物件の住所

・賃貸契約書の記入日とその契約
 の開始日、

・借りる人の年齢
 (18歳以下の場合)

・ボンドの金額、

・家賃と支払回数、

・振込先の詳細、

・家賃の内訳の金額

・光熱費等の支払い方法

・備え付け品の品目一覧

・期間設定の場合の解約日

これらは全て後でトラブルになる可能性
の有りそうな内容ですが

全て法律で記載されることが保証されて
いますので

もし契約書に無い項目など有りましたら
堂々と申し出て貰って構いません

●ニュージーランドで家を借りる場合に
 知っておきたい言葉の意味

最後になりましたがニュージーランドで
家を借りる場合

その手続きであったり、物件情報が掲載
されている中のワードについて

知っておきたい用語やその意味に関して
少し説明しておきますね

1.bond(ボンド)

イギリス秘密情報部 (MI6) の工作員の
名前では有りません 笑

いわゆる大家さんが借りる人から預かる
保証金という扱いです

名目は退去時の破損・汚れに対する補償
の意味合いが有り、家賃を滞納した時の
補填という名目もあるようです

大事な事はこのボンド!本来大家さんが
管理するモノでは無く

ニュージーランドでは、政府機関である
テナンシーサービスのボンドセンターへ
預託する事が義務付けられているんです

但し!やはり物件や大家さんに依っては
きちんと手続きを踏まないケースもよく
あるようです (T▽T)

なので、きちんと領収書をもらうことは
必須の事と言えるでしょう!

2.OSP(オーエスピー)

Off Street Parkingの省略形の単語です

路上駐車では無く敷地内に駐車スペース
が有りますよ、という意味です

車をお持ちでない方は不要な情報ですが
車が有って

・どの様に駐車するのか
・何台分の駐車スペースが必要なのか

などが気になる方は、この情報の詳細を
踏まえて

更に物件に面した道路の駐車状況は確認
しておくべきでしょう

※駐車場が有っても道路が駐禁では無い
 場合、路駐される人は多いです

※因みにニュージーランドは車庫証明は
 必要有りません

3.letting fee(レッティングフィー)

契約時、不動産会社(エージェント)に
支払う手数料のことです

なので、当然、大家さんとの直接契約で
あれば発生はしません

単純に金額の事を考えればこの分は損?
と考えることも出来ますが

ここまでお話ししてきました通り、中々
大家さん(家主)の中には面倒臭がりや
ひねくれた人もいたりします 笑

勿論、気に入った物件が不動産屋さんが
扱ってるのかどうかは物件次第ですが

余計な金額分だけ損している・・という
見方だけでもないのかな?と思ってます

4.Residential Tenancies Act
(レジデンシャル・テナンシー・アクト)

上でも出て来ましたが、賃貸借法という
ニュージーランドの法律です

ニュージーランドで家を借りる・貸すと
いったことに関しては

全ての内容がこの法律のもとで裁かれる
ことになります

勿論!こんなモノのご厄介にはなりたく
ないのは重々承知してますが 笑

一応は・・・覚えておいて下さいね♪

※こちらが判りやすいカモしれません
https://www.tenancy.govt.nz/starting-a-tenancy/new-to-tenancy/key-rights-and-responsibilities/

という事でここまでニュージーランドで
家を借りる場合のあれやこれやに関して

賃貸契約の手続きや注意点を含めて色々
ご紹介してきました

良い物件に巡り合えるのも良い大家さん
と知り合いになれるのも

こればっかりはあなたの調査と「運」に
委ねられています 笑

是非、お気に入りの物件を見つけれる事
願っている次第です☆